生活の紋

ーせいかつのあやー

 

2019.4.11 Thu – 21 Sun

 

山中彩の布。その原風景には、幼い頃から暮らしていた家と

周囲の山や自然がありました。

「日々の生活の中にある、親しいものをつくりたい」

親しさの素材として布を選んだ時から、

いやそれを意識するよりずっと前から、

彼女の中には、生活を明るく豊かにするものとしての

クラフトが息づいていたのでしょう。

今、彼女は台南に暮らし、人々とのコミュニケーションを

通して、新たな表現を生み出しています。

温風にたなびく大きな布は、彼女の今の姿を見ているようです。

この心地よい風を、皆様と共有できたなら幸いです。

 

 

山中彩 Aya Yamanaka

京都府出身。金沢美術工芸大学で染織を学び、卒業後に台南市へ移住。現在は台南芸術大学の修士課程に在籍。シルクスクリーンや糊防染技法など、主に染色技法を用いて染色作品を制作している。日々の生活の中で、気持ちが豊かになるものづくりを心がけている。