常設展

Exhibition

常設展

エド・バートラム Ed Bartram

大村大悟 Daigo Ohmura

小林且典 Katsunori Kobayashi

ラカ LAKA

中田雄一 Yuichi Nakata

2021. 11. 6 – 21

at S K L o

2021年秋、広坂通りの一角にホテル香林居が開業しました。
当店からは、ホテル客室やラウンジに飾られるアートピースをご紹介しています。
今回の常設展は、ホテル計画のご縁から5名のアーティストの作品をご紹介いたします。
小林且典は彫刻、写真、版画や水彩など、多彩な制作活動を続けています。香林居へは、古今東西の器のイメージを描いた「静物学」を中心に、水彩画のシリーズを納めました。
大村大悟は金沢市出身の彫刻家です。木や大理石、金属などの素材を用いて、「道具と身体」「建物と装飾」などをテーマとして立体作品を制作しています。
LAKAは金沢を拠点とするペインターです。器をテーマとする「Flat Plate」では、アルファベットを元にした文字を画面に描き重ねては消すという作業を繰り返し、無意識の中に構図や形を見出していきます。
中田雄一は金沢を拠点とする陶芸家です。やきものを素材と歴史、そして自身の生活感覚の延長線上に形作ります。今回、津幡町七黒で採取した土から器やタイルを制作しました。また、香林居のレストランKarchには、九谷焼の素材である花坂陶石と七黒土を合わせた粥碗が使われています。
最後に、カナダ オンタリオ州の画家エド・バートラム。2019年に亡くなった画家は、生涯にわたり地元の海辺の風景を描き、大判の版画作品を残しました。
また、今回はご紹介できませんが、写真家小林伸之の森の写真や能登仁行和紙による柔らかなテクスチャーの和紙パネルも、ホテル客室の穏やかな光の中に佇んでいます。
ある空間に新しくものが持ち込まれることで、その印象は少なからず変化していきます。時がたち、季節が移りかわるごとに、また私たちの感情一つでも、物の見え方は変わり、同時にその印象は私たちの心の内にも返ってくる。香林居として新しく生まれ変わった建物と、そこで営まれていく人生の一場面に、作品が響き合うことを期待しています。
                            2021年11月 SKLO