光井威善 pool

Exhibition

pool

光井威善 Mitsui Takeyoshi

2022年9月10日 (土)  –  9月25日 (日)

 

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SKLoではこのたび、ガラス作家 光井威善さんの作品展を開催いたしました。
光井さんとは2019年の初個展から2020年の二人展と重ね、今展で三度目。
工芸の緊張感ある美しさをもつSilenceシリーズ、より雄大にたっぷりと光を溜めたOverlayシリーズ、光井さんを代表するアートピースPeopleシリーズに加えて、ランプをご紹介。
少しずつ深まる秋の気配に、光井さんの作品を透ける光も穏やかな展の景色となりました。

 

 

光井威善 Takeyoshi Mitsui
1987年生まれ。広島県出身、富山県在住。人型のガラス造形作品「people」やグラスシリーズ「silence」など、卓越した吹きガラスと加工の技術をもって、洗練された独自のものづくりを続けている

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「bottle people」

ボトルの形に人の姿を見出したことから始まった「bottle people」シリーズは、小さな頭部のうしろに口縁があり、内部は空洞になっています。
帽子を被るもの、手足があるもの、球体のガラスの中に佇むものなど、年々洗練さを増しながら、新たな造形が生まれています。

 

 

 

「pool」

今年から新たに、ボトル形状を離れてガラスの塊だけで作られる「pool」が登場しました。
それぞれに特徴があり、見る者の目を離さない魅力に溢れています。

 

 

 

「Silence」

 胴部と底部で異なる2色のガラスを組み合わせて成形されるグラスのシリーズ。反台形のシャープなかたち、ガラスの積層の美しさに加え、表面を縦方向に細やかに削りあげたくもりガラス加工により、光を柔らかく受けとめて透過します。

 

 

「Lamp」

 SKLOの依頼によって制作された球形のランプ。2色のガラスを組み合わせて吹き上げ、表面の仕上げは「Silence」シリーズと同様に、縦方向に細やかな彫り加工を施しています。

 

 

「overlay」

グレーのガラスにアンバーを重ねたoverlayシリーズ。きりりと流れるシェイプに夕陽の色にも金木犀の花のようにも見える美しい色影のシリーズです。

 

 

 

 

ご来場いただいた皆様、
また遠方からお問い合わせいただいた皆様
誠に有難うございました。

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展示を終えた後に漂う空気が好きです。
作家色に染まった会場が静寂の時を迎え
何色でもない空間がひと時姿を表す。
今朝のSKLoはいつもとどこか違う、
まるで残暑の p o o l の残り香が
辺りに漂っているかのようでした。

SKLo 塚本

 

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DM photo / interview : Kanna Ogawa    
Edit : SKLo