2018 KUROMAI

9月19日、今年も多くの方に集まっていただき黒米の収穫を行いました。黒米は、正式名称を朝紫といい紫がかったもち米の一種です。原産がインドネシアで日本のお米の原種に近いと言われています。そのお米をできるだけ昔ながらの方法で作ることにしています。とはいっても完全な自然栽培を行っているわけではなく、有機肥料を使い品質を補っています。美味しいお米と安全、両方のテーマをバランスよく両立させること。それが私達の考えです。しかし10日間の乾燥を経て、お米を見て驚きました。あまり黒くないのです。どちらかというと赤に近い。肥料を投入することで防げたかもしれません。機械乾燥をしていれば防げたかもしれません。こういう事はあってもおかしくないのが農業なのに、いつの間にか真っ黒な黒米が当然と思い込んでいました。少し気の緩みがあったのかもしれません。自然と向き合いながらの農業に当たり前のことはなく、常に自然との対話を怠らず感覚を研ぎ澄ませることが大事だと改めて思った年でした。色が薄い分、アントシアニンが少ないかもしれませんがお米の品質には問題ありません。味も例年通りでした。皆様には、いつもと色味の違った黒米をお渡しすることになりますが、変わらずのお付き合いをさせていただけるのでしたら嬉しく思います。